☆☆☆☆☆ 　１１月第３週　 ☆☆☆☆☆

《 元厚生省事務次官殺害事件の、犯人像を想像する。》

�@　犯人像その一、社会保険事務所で手続きか、届け出を窓口で行い
自分の記憶と食い違う扱いを受け、厚生年金事業に不振を抱き、色々
調べて行くと、余りにもいい加減な行政に腹立たしさを覚え、当時の
トップを怨むようになり、犯行に及んだ人
≪影響≫あまりにも腐りきった中央官庁の官僚が、少し真面目になる

�A　犯人像その二、秋葉原無差別殺人犯の様な、社会自体に怒りを覚
え、誰かを殺そうとしたが、自分の行動を正当化したく、現社会の一
番の問題点の人物を殺す事で、仮想ヒーローを夢見た人
≪影響≫今後も同じ様な犯人が後を絶たず、官僚も少し真面目になる

�B　犯人像その三、社会保険事務所で真面目に働いている人、辞めた
人で、窓口とかでお客さんに対応し、制度、指示、命令が原因で担当
する人に過酷な矛盾を与え、上層部に恨みを持っている人
≪影響≫社保庁職員全てがやる気が失せ、大量税金を使って制度整備

�C　犯人像その四、政権が交代するのを予想し、調査が本格的になる
を恐れた政官ぐるみの汚職組織が、口封じの為に全容を知る要の人物
を、殺し屋を雇って殺害した闇の黒幕の人
≪影響≫中央官庁の官僚の全てが、「私は貝になります」と宣言する

≪自分の結論≫�@と�Cの複合、�Cの黒幕が第三者を通じて�@をうまく
そそのかし、両者の共通目的を達するが、動機はまったく逆だと思う

今週の一言　殺人行動は憎むが、官僚の腐敗には、一石を投じた事件だ。４２点