《みかん泥棒を捕まえてみたものの ？＄▼△★♪〜◎■☆◆▽？》
みかんがたわわに実り、日の当たる実から黄色になり
食べ頃になった実から、食べようかと楽しみにしていた。
ところが美味しそうに黄色になった実から、もぎ取られ
毎日毎日と日増しに、もぎ取られた後を残し、実の数が
少なくなっていくではないか？
【白く茎の周りの皮を残して、もぎ取られたみかん】
いったい誰がもぎ取っていくのか見届けようと、愛犬を家庭果樹付近に放し
様子を見る事一週間、異常に吠える向こう側を見ると、黒い人影
近くに寄って見ると、少し腰の曲がった老人が、みかんをもぎ取って
いるので声をかけると、悪びれた様子も無く取ったみかんを置いて
何も言わずに立ち去った。
これで明日からは取りにこないだろうと思った次の日に、またもや
この老人がもぎ取っているではないか、昨日同様声をかけると
又取ったみかんを置いて、行ってしまった。
次の日も同様にもぎ取っていたので、老人の手を取り
【どうして人のみかんを取るのですか？】と尋ねると
【みかんが食べたかった】と子供みたいな事を
言った。
【食べたい時、食べたいだけ、もぎ取っていく痴呆老人】
よくよく話をして観察すると、この老人はボケており事の善悪どころか
自分が何をしているのかも判らない状態、毎日通る散歩道しか
判らないらしい。
この先毎日みかんをもぎ取られるのは嫌だし、どうしたら防止
出来るか判からず、問題の老人に言い聞かせてもダメっぽいし
家まで行って家族にお話しても、反感をかいそうだし
困ったな。
今週の一言 痴呆症は現代の、社会問題でないでしょうか。 ３３点