☆☆☆☆☆ 6月第1週 ☆☆☆☆☆

《エレベーター事故で何故、メーカーが問題になるか?。》

東京のエレベーター事故で、高校生が死亡してから
マスコミ各社はこぞってメーカーに、問題があるがごとく
報道されている。
元々エレベーターを設置しようする者は、国土交通省の
定めるあの有名な確認申請を提出して、使用前に
検査を受けて初めて、使用しても良いですよと官公庁から
お墨付きを頂くのだ。
さらに一年に一回、車の車検と同様な法定定期検査を
受け安全上問題が無いことの確認をして
いるのである。
この様に法律に定められた官公庁の検査に
合格したものが、事故を起こし被害者が
出たならば、真っ先に当時の官公庁の検査官の
コメントとか、所轄国土交通省のコメントを
報道するかと思ったが、一切官公庁が関わった事すら
マスコミは報道しなかった。
今回の事故はエレベーターのブレーキ関連の事故と
想定されるが、自家用車のブレーキパットが磨り
減っていて、ブレーキが利かず車が事故を起こしたら
自動車メーカーを叩くマスコミは居ないし、車検時に
ブレーキパットを取り替えたかどうか、その時の検査状況が
調査のメインに報道されると思う。
事故については一にも二にも、保守点検業者が悪いと
思うし、メーカー系の保守点検業者は、先手管理で
部品を取り替え、いつも最善の状態に調整するのだが
問題のSEC社は不都合が出るまでか、壊れる直前まで部品を
取り替えない対応があったとの情報が有った。
今回のマスコミ対応は、保守業者とか、検査をした
官公庁よりも、外国メーカー叩きの方向が
強すぎ、何か政治的な匂いを感じずにはおれない
今週でした。

今週の一言  梅雨に入りムシムシ、ジメジメ嫌な季節だ。 46点
inserted by FC2 system