☆☆☆☆☆ 5月第3週 ☆☆☆☆☆

《我が街の表玄関、名鉄知多半田駅前の再開発ビルが完成した。》

郊外へ人口移動、商業施設移動、新しい高速道路
インター、バイパス等で、旧市街地の荒廃が続く中で
ご多分にもれず半田市もひどかった。

【悪名高い日本ERIが確認審査した再開発ビルは駅とつながった】


【内部はテナントばかりで、昔の商店街のイメージは無い】


子供時代によく遊んだ場所が無くなったり、同級生の商店が
無くなったり、古く細い路地裏などは通行止めになり
再開発で新しい道が出来ており、生まれ育った故郷の
思い出の場所が激変してきて、何か自分の思い出の
宝物が壊れていく思いだ。
自宅付近でも、子供時代は山有り、野が有り、畑有りで
朝から晩まで遊び歩いた場所が、区画整理で住宅地に
なり、幹線道路は走るわ、住宅は林立し、知らない人々が
住みついて、思い出の場所など皆無となった。

【昭和28年頃の自宅前の風景と道路】


【現在の自宅前の風景と道路】


其の分、生活が便利になったのだが、思い出の大切な
記憶の物が無くなっていくのは、何か自分自身が
アルツハイマー病か、記憶喪失の病に
罹っている様な錯覚に陥る。
そんな気持の時に、駅前の再開発ビルが完成し、見に
行ったのだが、機能的で便利なこのビルが、何か
色あせて無機質に見えるとともに、自分の仕事も
この様な商業施設を造る関係で、地元の古い住民に
この様な感情を抱かせていると思うと、何か複雑で
ブルーな気持ちになった。

今週の一言 昔の事が懐かしくなるのは、歳を取って行く現象か? 43点
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