☆☆☆☆☆ 12月第1週 ☆☆☆☆☆

《 話題の耐震強度偽装の心配で、自宅の建築確認申請書を確認する。》

話題の耐震強度偽装事件のニュースが流れる中
我が家は昨年新築したばかりなので、まずは
大丈夫と思い、当時の確認申請書類を見ると
なんと構造計算書とか、構造図が無いではないか。
なにやら建築確認の特例で、認定形式を受けている
住宅メーカーの商品であれば省略が出来、形式適合
認定書のコピーが添付されていた。
驚いた事は、この確認申請書の内容の法令尊守とか
事実に相違ありませんとかの表書きが、申請者の
俺らの印鑑で申請してあり、申請者の責任のもとで
間違いが無いことが、基本になっている事だ。

【昨年建てた自宅の確認申請書】


もし耐震強度偽装があった場合、俺らの印鑑で
申請なのだから、俺らが公文書偽装の張本人に
なってしまう事となるではないか。
調べれば調べるほど、日本の諸官庁の許認可は
実にリスク負担が少ない構図か呆れてしまった。
そういえば地元の東海地方でも、なぜか耐震
強度偽造の建物が続々出てきて驚いたが
調べてみるとホテルばかりで、そのほとんどが
鉄道会社の系列ホテルなのだ。
元々お堅く歴史有る鉄道会社が、何故遠く離れた
ほとんど目立たない、新参の設計会社に、各社
こぞって同じ様な時期に、設計依頼をしたのか
摩訶不思議で、どんな力が働いたのだろうと思う。
またまた俺ら特有の色メガネで見てみると、鉄道
会社に許認可とか、指導するとか、影響力を行使
できる役所は、今回の渦中の国土交通省ではないか。
ああ、ありがたや、ありがたや、日本行政天国様

今週の一言  まだまだ出てくる予想の偽装事件で、国交省も腰が重い。 29点
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