7月第5週

《《 皆様の協力でようやく、自宅介護が始まりました。》》

我が奥方が3度目のイリウスで入院し、小腸が
癌細胞で完全閉塞になってから、癌細胞はその
ままで、使用できる小腸、大腸の2、3割を
使って、暫定バイパス手術を行う事となった。
この時点で水分と栄養補給は、外部から点滴などでしなければ
生命の維持は難しく、不自由な体となってしまった。
栄養補給の為に一生病院生活を送るのは辛く、我が
奥方はたとえ不自由でも自宅で、普通の生活を
送れる事を選択したのだが、栄養補給、水分補給の
点滴装置を付ける事での退院となる。

【水分、栄養分が入っていて、今後必要な高カロリー点滴液】


これには近くの介護病院と、家族の協力が
必要で、俺らも点滴装置のセット方法の、教育と
テストを何度も受け、にわか看護士見習いとして
活躍する事となった。
退院と同時に介護病院と、処方箋担当薬局から
点滴液、チューブ、注射針、消毒綿などが
2週間分届けられ早速セットする。

【一番気を使う、体に刺す針のセット】


【テルモのポンプ用点滴チューブセット】


とにかく気を付けなければならないのは、感染症
防止で消毒徹底と毎回の新品器具使用、体内に
空気が入ってはいけないので、チューブの空気
抜きを徹底する事だ。

【今後ずーと手放せない、点滴セットなのだ】


そんなこんなで、慣れない炊事、洗濯、お掃除の家庭の
主夫と、にわか看護士見習いが始まりました。

今週の一言  何でもやれる事は、やってみる事だ。 55点
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