7月第2週

《《 北陸出張で、災害復旧地方に迷い込み驚く。》》

車で新設店を飛騨高山地方で見てから、富山の
北陸電力との協議に向かう為、地図を見ると
今まで通ったことの無い、国道471号線と
360号線が目に付いた。
北陸電力との打ち合わせは午後1時半であり
車中で食べる昼食も積み込んで有るので、時間は
十分に有り、地図を見る限りでは距離も同等な
新ルートで、富山まで向かうことにした。
国道471号線を過ぎ、360号線に入ると
工事の為信号機付きの片側1車線規制で止められ
迂回路の河川の中の仮設道路を通されて、初めて
災害地方の道路に迷い込んだ事がわかった。

【最初に見た高山本線の被害状態、俺らも2年前には乗っていた】


途中引き返そうと思ったが、かなりの車が往来して
いるのと、自分がイノシシ年なのか、戻るのには
抵抗感があったので、そのまま突っ走る事にした。
思い出すと昨年秋の台風で、飛騨地方に集中
豪雨による、災害が発生した事がわかった。

【飴細工みたいにぐにゃぐにゃのレール】


道路は工事をしているが、平行して走っている高山
本線は、線路が寸断されたままで、赤錆びて
ひん曲がったレールが、空中に浮いていたり
鉄橋が流されたままだったりで、ひどい状態を
見せたまま、手付かずの状態で放置されていた。

【えぐられた鉄道床は、岩山でなく、石と砂の盛り土部分だった】


そんな中途中道路工事中が至る所であって、迂回路に
回されたのが、5回もあって、片側1車線の
信号機に何回とひっかかり、何とか災害復旧
地方を通り抜けた。つくづく災害の怖さと
地球の狂った環境変化と、平野に住む自分が
幸せな事だと思った出張だった

今週の一言  自然の力は怖いが、環境破壊でさらにパワーアップか。 42点
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