6月第3週

《《 イオン千種ショッピングモールを省エネ観点で見学する。》》

当社にとっては強烈な競合店となる、イオン千種ショッピング
モールを、省エネルギーの観点で取り入れる設備装置が
無いか、よくよく観察すべく見学に行った。
正面にソーラーパネルと風力発電機がついて、いかにも
環境問題に真剣に取り組んでいる企業姿勢が表われ
屋上、壁面緑化、LEDの駐車場照明、人が乗らないときは
省エネ運転をするエスカレーター、地下水による歩道
冷却によるヒートアイランド現象の軽減、駐車場の
雨水浸透による地盤沈下の防止、リサイクルコーナーに
よる顧客参加型環境保護、グリーン商品、備品の導入
敷地周辺の緑化に顧客参加型運動と、色々取り組んでいた。

【正面玄関からエコストアーらしさの建物】


でもって少し色メガネで見てみようと見て回ると
夜間ほとんどお客様のいないと思われる時間帯も
沢山の電気を使って営業したり、昼間の南側の
太陽の光がサンサンと照る所に、平気で照明が点いて
いたり、ソーラーパネルが太陽の方向に向けずに
さらに影を造っているサインを、前面に出したりして
効率を大幅に落としているではないか。

【南面には、真昼でもソーラ発電の数十倍の電気が点いている】


もっと詳細を見ようと、2階のサービスカウンターの前の
モニターを見ると、風力発電などは商用電源と系統
連携をしていて、足りないときは電力会社の電気が
流れるようになっていると表示されている。

【PR用ディスプレイでは、系統連携のイラスト表示】


風力みたいな気ままな電力で、周波数も電圧も
出たとこ勝負みたいな電気を、いったいどうやって
系統連携出きるのかと、不思議でよく観察して見ると
微風なのに風車が勢いよく回っており、負荷が
加かっている状態とは、到底思えなかった。
さらに観察を重ねると、風力発電と言われている装置から
電気を流す為の電線とか、配管が一切見当らないではないか。
風力発電の支持ポールから、ジョイントボックス無しで
直接コンクリートを貫通して配線する事は、ありえない
事で、ヒョットするとパフォーマンスの、宣伝だけ
行っている様な感じでの施設と思った。

【風力発電装置の足元には、電線、配線は見当たらない】


暇な人は一度、色メガネでこのお店は本当に
環境に、やさしいお店か見てやって下さい。


今週の一言  環境問題は今の人達が、後世の人達に回すツケなのだ。 34点
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