7月第1週

(1)株主総会で会長、社長に質問をし、経営姿勢に質問、批判をする。
と言っても、電力会社の株主総会で、なんとか電力社内から
電力自由化の、壁を突こうと試みたものだ。

【入場する株主へ、インタビューするプレス関係者】


今年四月から電力自由化の、第二ステージの高圧
部門まで、拡大したものだが、一向に自由になって
おらず、既設大手電力会社相互間は、暗黙の
無競争時代を送っている。
自由化なのだから、他電力管内の大手需要家に
対して、どのぐらい営業活動をしたのかとか
取られる前に取りに行くべきだとか、もっと
株主の事を考えたら、日本中を相手に営業拡大
強化をするべきだが、経営陣の考え方はいかに?
とか質問を試みた。
結果は言い訳も多かったが、努力するとの方向の話も
有り、株主としては今後に期待をする事とした。

【入り口でビラを配る、NGO団体】


ところで今の電力会社の抱えている問題は、自由化
どころでなく、地球温暖化問題、原子力問題、ダムの
湖底のヘドロ排出問題など、自然とか環境問題が数多く
株主総会も五時間近くかかって閉幕となった。
相手の多くは、自然保護団体のNGOとか、発電所
近くの被害者団体とか、社内の組合関係者とか
みたいで、かなりの組織力で、経営陣の退任議案とか
定款に自然保護活動を入れよとか、動議で
会長の解任要求を出したりで、経営陣も防戦に
たじたじしながら、何とか小泉流に、矛先を
たぶらかしながら切り抜けていた。

【質問をする方も、動議を出すものも、目立つ方法を取る会場】


会場は2千人近くも入れる大会場に、ほぼ満員
状態なのだから、迫力も有り面白かったが、ふと
思った事は、株主として会社の業績上昇とか、株価
上昇とか、配当金の増額とかの本来の発言、助言が
少なく、会社側の利害関係者と、被害者などの
関係者との戦場との感がした。

【世界的に有名なグリンピースの様な雰囲気の宣伝】


今週の一言 いよいよ来週は参議院選挙、世直しだ、日本浄化再生だ。 55点
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