(1)我が人生の最大の不幸は、突然、メールによって訪れた。
週初めに、携帯電話に突然長崎の実家に帰っている
かみさんから、『今なにしているの』とメールが
入り、最大級の不幸のプロローグとなった。
その後十分後に、今度は『健康保険証の番号を
メールしてくれ』と入り、言われるままに、連絡するが
その後連絡がしばらく途絶える。
夜かみさんの実家から、『救急車で運ばれて入院した』と
告げられ、詳細を聞くと、白血球値が以上に高く
正月の海外の食中毒の毒が、再増殖した
可能性があるとの事。
次の夜には『胃潰瘍になっている』との連絡、翌々日の
夜には『胆石の疑いが濃厚』、そして精密検査後は
『腸閉塞』との連絡が入ってきた。
その後の処置としては、チューブを鼻から、腸まで
通し、異物を吸いだして、痛みをとり
しばらく様子を見る事となった。
週の後半に仕事中、突然『長崎労災病院の○○外科
部長ですか、奥さんの緊急手術をしますから、同意
願いますか』と電話が入り、なにがなんだか
判らずに、合意の意思を伝える。
【朝眠い中、久しぶりに見た関門海峡】


その夜取るものもとりあえず、ひたすら1000キロ
離れている、長崎まで車を飛ばし駆けつけると
四時間に及ぶ手術は終わっており、実家の
母上からさらにショックな言葉が出てきた。
『開腹してみると、腸を詰まらせていた
ものは、大腸がんだったと』、ガーンと
目の前が真っ白になり、人生最大の不幸は始まった。
少しの光明は、担当の先生から『悪い所はとりあえず
取った、見た所は転移は無かったが、精密検査を
要す』と言われ、最悪の事態は当面免れた。
【突然お世話になった、長崎労災病院】


今週の1週間は、猛スピードで進む不幸な
ドラマが駆け巡り、1年以上に感じた。

今週の一言 今はこの世はメチャ、不公平だと神様に言いたい。 ただの3点
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