10月第4週
(1)秋を感じる歴史の道を尋ねる。
紅葉の季節には少し早いが、澄み切った秋の青空に似合うのは
やっぱり山と言うことで、歴史の道、東山道(あずまやまみち)
を尋ねて、南信地方の園原に出かける。
【園原の暮白の滝付近から南アルプスを望む】


江戸時代の五街道は有名ですが、更なる昔の飛鳥時代から
いろいろな街道があり、中でも長さ1000kmもある
東山道は、中々興味ある街道だ。
近江国を起点とし、美濃国・信濃国・上野国・下野国を経て
陸奥国に通じており、中でも最大の難所とされ、美濃の国と
信濃の国境の神坂峠、園原地方は歴史の伝説が数々あり、魅力あるポイントだ。
【神坂神社には樹齢1000年の大杉がある】


園原から林道で、恵那山の近くの神坂峠(1565m)を通り
馬篭地方に抜ける道があるのだが、案内の人に聞くと、最近
事故があり現在通行止めだと聞き、がっかりしたがせっかく
来たのだからと、伝説の多い園原地方を探索する。
ヤマトタケルノミコトから、源義経などの伝説が数多くあり
遠く万葉集、古事記、日本書記の時代には、数多く読まれた
歌に、園原とか神坂峠が出てきている。
【源義経が休憩時に馬をつないだと言われる駒つなぎの桜】


目的の林道走破は出来なかったが、古代の息吹と、澄み切った秋と
豪華な昼食を堪能するのには、十分な一日であった。
【昔の庄屋さんの家を改造し、敷居の高そうな昼食のお店】


【馬刺、岩魚の一夜干、そばの豪華1人3000円弱の昼食】



今週の評価 - 先週に引き続き、古代のロマンに触れ秋を満喫。 77点
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