8月第2週

(1)ニューヨーク大停電が起きてしまった。
今週の新聞ニュースの中で、俺いらとしてはもっとも
注目したのは、米国のニューヨークの大停電だ。
原因は落雷による事故で、発電所が止まり次々と、波及しすべての
発電所を止めてしまったと、最初の頃は言っていたのだが、後半になって
カナダが悪いとか、米国が悪いとかの国同士の
責任のなすり合いへと発展していった。
【苦労する市民の風景、今や電気は空気や水と同じぐらい大事】


一方日本の新聞は、電気料金の価格競争に走って、儲かる発電所は
造っても、儲からない送配電線には、ろくに整備の投資をせずに
経営して来たツケが回ってきたと、書き立てている。
いずれにせよ俺いらにとっては、来年法改正が行われ、電力
自由化の筋書きが、狂ってしまうことが懸念される。
現状の施設は十分すぎるぐらい投資をし、電力供給余力も十分あり
さらに日本の生産主要企業の海外シフトにより、電力事情は供給過多の
時代なのだ。なのに多分今回の海外のニュースで、既電力会社とか
官僚保守派は、コスト競争の電力市場にすれば、同じ事が起きるので
日本のエネルギー供給義務を守るためにも、現状維持を主張する事だろう。
米国の電力料金よりも、二倍以上高い価格制度を、論議せずに大停電が
起きないような、構造のみ論議されるのが、懸念されるのだ。

今週の評価 - お盆休みで、ご先祖様に、感謝と供養をしました。 68点
inserted by FC2 system