8月第1週

(1)今度は電力購入の交渉を東京電力と行う。
来年の法規制緩和を受けて、電力の高圧電力が自由化されて、どこからでも
購入できる事にはなるものの、お値打ちに安く買える所が無いのが現状で
諸外国の二倍以上の単価で、莫大な利益を上げている既電力会社に
立ち向かう新規企業も、赤字続きが現状だ。
【今まで努力なくして儲けていた、東京電力本社】


バックアップ料金とか、託送料金などの料金設定を、既電力会社が握って
いるのがおもな原因で、法改正があっても一向に消費者の為になってこない。
日本の国際競争力を無くした、元凶とも言われる電力業界の雄、東京電力に
少しでも、これらの料金設定を下げるべき方策の第一歩として
来年の料金改定の発表前に交渉の場を持った。

(2)九州の最新店舗の視察に出かける。
九州は今、熾烈な戦いが始まっており、外国資本とそのノウハウを
入れ込んだ、商業国際競争時代に巻き込まれている。
世界最大の小売業のウォルマートの傘下になった西友グループが
ノウハウを取り入れて開店した、佐賀県のモラージュ佐賀、博多の
コストコ、迎え撃つは、イオン(元気有)、イズミグループ(元気中)
ダイエー(元気無)、マイカル(元気皆無)となっている。
出張計画したのは七月の初めなので、仕方ないが当日には台風10号が
日本列島を襲ってきており、飛行機が飛ぶかどうかは、わからず、帰りも
どうなるかは不確定のままの、小牧空港に集合となった。
【雲行も怪しい小牧空港で、乗り込んだJAL871便】


JALの係員は飛び立ってから判断し、着陸出来なければ引き返すとの事で
言われるままとりあえず機内に行くが、不安な表情のお客さんばかりだった。
岡山上空付近から、遊園地のジェットコースター並みの、スリルを味わい
気持ち悪くなって、事故時の不安とか、帰りの不安とかが、頭の中を駆け巡った。
なんとか博多の飛行場に着陸したときは、乗客の皆さんは拍手喝采状態、お盆の
帰省のお客さんで満席の機内は、笑顔で満ち溢れていた。
【日本の中では少し元気のいいイズミグループのゆめタウン】


空港レンタカーを借りて、一路熊本市内を目指し南下するが、まともに台風に
向かう方向なので、慎重な運転で、大牟田市、熊本市と
周り、佐賀市と初日は回ることが出来た。
【DIYの大型専門店ハンズマン画図店の、DSのすばらしい店内】

【世界のウォルマートが力を入れたモラージュ佐賀】

【迎え撃つイオン大和店の活気ある店内】

【同じく元気あるイオンの大分店のパークプレイス外観】

【小倉に出来た近未来を模索創造しているリバーウォーク】

【いっぱいのお客さんで込み合っていた米国のコストコ】


翌日は九州を横断し大分市、北上して、北九州市、最後に福岡市と回り空港に帰る。
途中旅行会社に電話をし、飛行機の発着状態をチェックするが、なんとか飛んで
いるようだが、遅れとかの状態は解らず不安の中、午後七時半の離陸
予定よりも、早めの五時少し過ぎに空港に到着した。
JALのスケジュール表を見てみると、五時の飛行機は、いまだ飛び立っておらず
空席すらあったので、それに乗れるように交渉すると、通常では
絶対に出来ないけれど、非常事態なので、何とかしてあげますとの返事だった。
但しすぐ飛び乗ってくださいとの事だったので、お土産を買うどころでなく
機内へと急ぎ座るが、結局五時の飛行機が飛び立ったのは、六時少し前だった。
これでも家に着いたのは、九時半近かったので、あのまま遅れた
飛行機を待っていたら、本日中に家に着いたかどうか判らなし、無事早く帰れた
事で、終わり良ければ、すべて良しの出張だった。



今週の評価 - お盆休みが近づき、満56歳を迎える。 56点
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