7月第5週

(1)岡崎の大花火大会を見に行った。
いままでの花火見学と違って、今回は特別席の桟敷にての
見学で、歴史ある岡崎の花火を楽しんだ。
【対岸の人がいる所が、初めての桟敷席です】


岡崎は徳川家康の出身地で、当時戦略的に火薬を扱うことを、一手に
受けていた土地柄で、歴史的に見ても興味ある所だ。
その影響で今でも花火工場とか、花火打上げ士の多いことで有名です。
座った席は市長とか、大会主催者の挨拶舞台のすく近くで
あった事と、前の席に某放送局のアナウンサーがおり、ひな壇になった
桟敷席のすぐ目の前が、花火打上げ場となっていた所だ。
【緑の服のお姉さんは皆さんも、どこかで見たことはある顔です】


もし花火事故でもあれば、巻き込まれてしまう距離だ。
会場には遠くのお客様用の高く上がる花火用と、おいらの
席の様なお客様用の仕掛け花火中心の会場が、二箇所有り、共においらの席からは
至近距離で両方見られて、非常に良いのだが、前を見たり右を見たりとかなり忙しい。
初めて見たものは、川一面に浮かぶ金魚花火と、三百米の連続した手筒花火の
仕掛けで、感動したのと、花火工場の本場らしく、創作スターマインの競演だ。
それぞれ作者が名前をつけ、大音響の音楽とともに花火が表現するもので
見ていても作者の意図が感じられる優れものだ。
【三百米の連続した手筒花火】


プログラムによると、製作会社名と作者がのっており
後で評議員が点数を付けて、発表するそうだ。
【創作スターマインの優勝作品、007ボンドのテーマ】


二万発を打ち上げるこの花火大会は、全国でも大きいほうに
入るのだが、この時期スポンサーが集まらないのか、岡崎市自体の
自費の花火が、プログラムを見ていると、半分近くもあった。
二万発の花火大会だと、花火費用が約四億円、会場運営、宣伝などで
二億円としても、半分の三億円は市民の税金なのだが、よく市民が
黙っているなとか、議会に賛同が得られたものだと感心しながら
よその市民のおいらは十分花火を楽しんだ。

(2映画ターミーネーターVを見に行った。
毎月1日の日は映画の日で、映画一本1000円で見られ、最近1の付く日はよく見に行く。
今回のターミーネーターVは、女性のターミーネーターが敵で、今までにない
装備を身につけ、シュワちゃんをメッタメッタに叩きつけた。
特にこの女性ターミーネーターは、新人女優で綺麗でカッコよく、男性客に
とっては、シュワちゃんよりも気にいったと思う。
【十分に楽しめるターミーネーターV】


あいも変わらず、破壊的シーンが多いのだが、なぜか
この映画にあっては、自分なりに許せてしまう。
コンピーターが相手なら、もう少し頭を使うとか、武器も変えたらいいのにと
自分なりに勝手なストーリを、描いて見ているのと、あの時はこうしたらもっと
良かったと、創作しだすのを、予想して作者が作品を作っている感じがした。
要するに作者のツボにはまって、見ていたのだと後で気が付いた。

(3)第2弾の胃の精密検診に、市民病院に出かける。
精密検診を行う場所と、方法とがわかっているので、出来れば1日で
済ませたいと、事前に電話にて事情を説明してみた。
当日はすぐ胃の内視鏡検査が出来るように、朝食抜きで診察して
もらって、すぐ検査に回してくださいと、お願いするも断られた。
診察と話をしてから検査の、日取りなど決めたいと言われ、2日間を費やすことになる。
診察日に三時間も待たされ、今までの検査の話とフィルムを見せて
精密検査依頼をすると、その若い医者は「自覚症状は」と聞き、無いと
返事をすると、「無ければ大丈夫」と言う。
オイオイ元々、癌の恐ろしいのは、自覚症状が無いから、手遅れになって
死んでしまうもので、自覚症状があってから手術で治れば、何も問題無いのだ。
なんたるふざけたヤブ医者かと思ったが、言い合う元気も無い今の
自分に、情けなく思いながら、内視鏡検査の説明を聞く。
会計の時、4600円と言われ、明日の内視鏡検査の料金も
入っているので、高いと思いその日は帰った。
翌日、喉に麻酔材と胃の活動停止の注射を打ち、いよいよカメラを
呑むのだが、苦しいこと、苦しいこと、その時頭の中で浮かんだ事は
この先生は巧いのか、下手なのかと思い、よりによって取引先の人で
この市民病院にて死ぬ思いに会った話を、思い出してしまった。
同じ内視鏡検査の生体検査(内部の肉片を少し取る)後で、家に帰ってからお腹が痛み
七転八倒の末救急車で運ばれ、緊急手術をしてなんとか一命を取り留めた話だ。
この先生がその人かと思うと、よけいに苦しく、早くなんとか
してくれと、思えば思うほど苦しくて仕方ない。
何とか検査は終わり講評では、内部が赤くタダレているが
がん、腫瘍、ポリープの類は無いとの事で、一安心をする。
でも又会計で、4000円以上支払い、昨日のヤブ医者との問答に、取られた
お金は何だったのだろうと、思い腹が立ったが、検査結果がすべて
陰性、苦しい検査からも解放された事で、気持ちは嬉しく、今後もストレスを
少なくし、健康に過ごそうと、心に思った1日であった。

今週の評価 - 健康に自身が持てて、まもなく五十五歳が終わる。   77点
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