7月第2週

(1)来年の4月に電気事業法の法改正が行われ、業務用
高圧電力500KW以上の事業所の、自由化が行われる計画が進んでいる。
今の中部電力とか東京電力からの供給から、九州電力とか
新規参入電力会社から購入出来る物だ。
ただ各事業所には、現在の中部電力とか東京電力の、電線を
利用する物で、電話のマイラインと同じものだ。
世界水準の2倍以上高い、日本の電気料金を、少しでも
下げようと、経済産業省の若手官僚と、産業界の要望で
実現した、規制緩和の目玉商品なのだ。
当社も全店の電気料金の支払いは、年間百億円以上も
払っており、少しでも安くなれば、ありがたい。
ただこれからは自由料金制度なので、自らお値打ちな
電力を探し、交渉しなければならず、今回電力能力に余裕のある
北陸電力に交渉の打ち合わせの第一歩に出向いた。
《公共料金制度で民間に無い様な、立派な社屋を建てていた》


内容は主旨説明と今後の課題等の、最初の協議なのだが
何せ北陸は遠く、電車の便も良くないので、車での出張となった。
行きと帰りと違ったルートを考え、行きは東海北陸道、白川郷
経由、小矢部JC経由で富山市に入るのに、家から3時間15分
275Kmと、金6000円の通行料金がかかった。
帰りは富山県、石川県、福井県と昔ながらの北陸道を通り、3時間10分
345Km、金7350とかかり、時間の差は少なく、金額の
差のある行きのコースで、今後はこれで行こうと思った。
高原の中を森林浴を味わいながら、進むコースで景色良し、空気良し
渋滞無しで、さらにお値打ちのルートで文句無しである。
《今回のルート沿いの御母衣ダム湖畔の荘川桜》


翌々日に大阪の関西電力に交渉の第一歩に出向き、全社一括
電力購入の話をしたものの、あまり良い印象では無い。
まあ来年の4月を目指すのと、電気事業法の改正の中身料金詳細が
見えてこないうちは決断ができない事と、巨大電力
会社間の利権協調を崩したくない様子だった。



今週の評価 - 仕事が忙しく休みが無い、もっともっと時間がほしい   59点
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