5月第5週

(1)近くにヤマナカのニュータイプ店舗出現。
三十年以上前に、東海市の新日鉄と共に、新日鉄関連
団地周りに、東急ストアーが営業していた。
そこに五年前、イトーヨーカドーが開店し、熾烈な戦いの末
やはり規模の小さな、東急ストアーが、休業に追い込まれた。
その建物をそのまま使って、今回ヤマナカが、フランテとの
名前で、内外装一新して、先週オープンした。
《高級SMのたたずまいの建物》


開店時は入場制限をして、お客様を店内に入れず、出て行った
人数のみを、迎い入れるほどの、大繁盛の開店だった。
差別化といううたい文句で、高級化志向を目指し、洋風商材
自然食品商材、個食化商材、お惣菜、こだわり商材をふんだんに
取り揃え、イトーヨーカドーの食品売り場とは、かなり
違った売り場となっていた。
さらに近くにある、フィールとの三つ巴の商戦は、どこに
軍配が上がるかはわからないか、とにかく近くに食品購買の
選択肢と競争激化で、商売熱心になる事はいい事だ。

(2)会社お偉方のご家族のお葬式に行く。
なぜかお葬式は、おいらの生まれた、半田市で行われ、子供の
頃よく遊んだ、懐かしい風景の町並みがあった。
実家付近は区画整理などで、街自体が昔の原型など、とどめて
いないが、下町は建物とか、通りが昔のままだ。
大混雑のお葬式会場を後にして、しばらく故郷探索に、車を走らせた。
JR半田駅前は、昔の建物、商店がかなり残っていたが、名鉄半田駅前は
再開発地区模様の、虫食い状態で、建物が残っている程度だ。
三十年前に結婚式を挙げた、駅前のいすゞ会館などはすでに無く
ロマン、東宝、東映、キネマ、半田日活、住吉劇場、半田劇場と
当時映画館が七館あったが、無くなっていた。
両親が映画好きで、月に3回程度、連れてってもらった記憶があり
テレビが普及するまでは、家族の楽しみのひとつだった。
テレビ時代と違い、車も当然無い為、歩いて映画館まで行くわけで
家族でのおしゃべり話で、盛り上がっており、行く前は
映画の内容の想像話、終わってからはどうして主人公は
あんな事をしたのかなどと、よく話した物だ。
今思うと、家族の絆はあの頃が、一番強かった様な気がするし
お金とか物も、あまり無い時代だったが、おいらの生涯中で
一番幸せな時だったと、故郷探索で感じてしまった。

(3)これはなにをする為の建物でしょう。
《中世ヨーロッパのデザインの建築物》


愛知県犬山市を仕事で通ったおり、立派で、すばらしいデザインの
建物を見つけ、思わずシャッターを押した物だが、看板をよく
見てみると、土地改良区と書いてあった。
まだ未完成の状態であったが、外から外観、建具、内装、などを見ると
その豪華な事この上なく、うらやましい限りであった。
われわれ民間会社なでは、考えられないような、天然石を
ふんだんに使い、三百年は絶えられる様な、堅固な造りの立派な施設である。
さすが日本の中央省庁の要の、農林水産庁の外部団体だけの事であり
この税収不足の時代でも、赤字国債を出し続けても、造る事が出来るわけだ。
日本は徳川幕府時代の農業立国から、今だに税制優遇面と
予算配分では脱却出来ずに、国債の重さに耐えかねて、沈没して
しまうのかと、思ってしまった悲しい風景であった。

今週の評価 - 仕事の忙しさはピーク状態、時間の経つのが早すぎる。 63点
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