4月第2週

(1)おらが街、岡田のお祭りだ。
今年は少し暇な事もあって、じっくりと祭りを楽しむ為、繰り出した。

今まで山車を見ていたがからくりの最後まで
動く所を見た事が無く、今回見ていて驚いた。
山車が三台あって、1台は、人形が絵とか文字を書く物、2台目は
《絵を書くからくり人形》


《人形が人形を掴んで投げ飛ばすからくり屋台》

人形が人形を持ち上げて、投げ飛ばす物、最後は
人形がぶら下がった棒を、次から次に渡っていくものだ。
特に人形の棒の渡る所は、今だに構造など
どうなっているのかわからず悩んでいる。
人形を最初にセットするときは、ぐんにょりとしたただの人形なのに、最初の棒に
引っ掛けてから、次々と棒を渡っていく時は、まるで生きているようだ。
前に曲がって次の棒に足を掛け、次はエビゾリになって次の棒に手を掛け
どこからこのパワーが伝わってきているか、まったく見ていてわからない。
ただ棒になにやらひげみたいな、ピンが出ているだけで
そんなにパワーを人形に、伝えれそうも無い代物だ。
《棒を次々に渡っていくカラクリ人形》

この複雑で、精巧なカラクリ人形が、江戸時代に作られ
今まで何百年も動き続ける、技術力はすばらしい。
過去のニッポン万歳。

(2)初めて岐阜県根尾村の淡墨桜を見た。
仕事で岐阜県北西方面に出かけ、お昼の食事休憩を
兼ねて、少し足を伸ばし、根尾村まで車を飛ばす。
途中コンビニで、おにぎりやお茶を購入し、25Km走ると
こんな山奥によくも人が集まったものだと
感心するくらい多くの観光客が来ていた。
遠くは水戸、岡山ナンバーの車が有り、地元の岐阜とか愛知の
ナンバーは約半分で、後は他府県ナンバーがほとんどだった。
樹齢1500年の天然記念物の、桜はさすが貫禄が違い
広場に居る観光客を圧倒していた。
《さすが国宝級、天然記念物の淡墨桜》

それと昔、昔の天皇様がお植えになったありがたい桜なのです。
途中道路と川しか無い、複雑な渓流地帯を、ずいぶん奥まで走り
こんな山奥に人里が有るかいなと、思うぐらい奥地に有るのだ。
1500年も前の事だと、天皇様のご子息が、此処に来るだけでも
至難の事なのに、そこでしばらく謀反を起こした、反体制派から
逃げ延び、生活をしていたなんて、信じられないような奥地だった。
昔の人々はすごいと思ったのと、イラクのフセインもこんな様な
所で、潜んでいるのでは無いかと感じた。

今週の評価 - 過去の良いとこ再発見。  60点
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