11月第3-4週
米国行の朝は、五時十五分に起床、七時に空港集合との
ことで、眠い体を振り絞って、なんとかたどり着く。
チームが全員集合した時点で、空港のバンケット
ルームの移動し、今回の視察旅行の注意事項
《全ての集合時間に遅刻した場合1分1ドル》と役割の
説明を受け、出入国手続きに行く。 説明会でのチーム

JALカードのマイルを登録し、成田空港にて関東
静岡、北陸チームと合流、シカゴまでの12時間の
閉所の恐怖を味わう事となる。JALの国際線は
最新映画を個人パーソナルTVで、見ることが出来るので
退屈はしのげるが、時差ボケをなくす為の睡眠には
妨げとなり、それと窮屈さは残る。
それでも映画好きのおいらは、まだ日本で公開されて
いない映画が、盛りだくさんあり、誘惑に負けて
『メン・イン・ブラック2』、『トータルファイターズ』
『マイノリティ・リポート』と見てしまった。
なかなか優れものの個人パーソナルTV

ワイヤー1本で自由に動かせるリモコン兼電話

わずか30分ほど眠っただけで、最初の乗り換え地点の
シカゴ空港に着いてしまい、入国手続きをして
飛行場の中をモノレールに乗って移動、シカゴの
空港は広い事、広い事、添乗員が居なければ、全然
わかりません、そして目的地ダラスに向かう。
シカゴ空港で見た珍しい警官が乗る2輪車、これで時速
20Kmぐらいで走り回り、急ブレーキもかけて
よくひっくり返らないものだと感心する

飛行機に乗るたびに、セキュリティの厳しい事、米国人も
同じ扱いであるのだが、ポケットの中の全ての物を出し
上着、手持ちのバックを籠の中にいれ、毎回パスポート
チェックを受け、3人に1人ぐらいは、靴まで脱がされていた
三時間ほどでダラスにつくと、そこは青い青い透き
通るような空が、出迎えてくれた。研修なのだが、最初は
なぜかケネディ大統領暗殺の、記念公園に行き、観光気分の
時間を過ごす事が出来、団長さんに感謝の気持ちを持って
楽しんだ。ケネディ大統領を打った犯人が潜んだビル《左のビルの六階です》

その後バスに乗り込んで、最初の視察先へ向かうのだが
なぜかお腹がゴロゴロ鳴り出し、地獄のような視察
スタートとなった。
視察先に着くなり、つたない英語でトイレを尋ねなんとか
事なきを得たが、その後2回もトイレに行ってしまった。
訳のわからないうちに、視察時間も終わってしまい
ホテルに行ってから、同室の人に内容を聞く事で
なんとか繕う事が出来た。
翌日は商品配送センターの中を見せていただき
その規模の大きさや、システム、仕組みを聞いて
おおいに勉強になった視察先からバスに乗る視察メンバー達

その後、予定の6店舗をじっくり視察、会社の為、仕事の為
自分の為にじっくりと勉強をし、充実した1日を終える。
翌日は又、移動日であり、厳しいセキュリティの中を
メキシコから車で2時間の、距離にあるサンアントニオ市に着く
11月の終わりなのに、現地に着くと、半袖姿で働く
空港の作業員がおり、さすが南部の町の感がした。
ここサンアントニオ市は、有名なアラモの砦のある町で
昔はメキシコの国だった所で、米国が戦いによって
得た町なのだが、住民の八割はメキシコ系のヒスパニック
なのだが治安も良く、冬暖かくて、物価も安く、観光地が
点在している事から、米国人の観光地ベスト5に入る所だそうだ
そしてなぜか全米一の小売業の激戦地になり、その戦いの内容
調査の視察先に選ばれたものだ。
その夜の食事は米国南部の町らしく、ステーキとなるが
そのボリュームがなんと600gとあり、残した人は10ドルの
罰金刑が、科せられることに決まった。最近健康上の
理由から、ダイエットに心がけている、おいらにとっては
つらい指令となるが、罰金のほうがもっとつらい為
仕方がなく食するが、これが又おいしい事、やわらかく
ジューシィで、おいしく平らげてしまった。
ちなみに残した人が半数いました。
ボリュームたっぷりのステーキ

翌日もしっかりと、勉強をして次の最終目的地の
ラスベガスに翌日向かうのだが、朝早く3時半のモーニング
コールで、起こされ寝ぼけた姿で、空港に行くが
直行便でなく、デンバー経由で行く事となる。
デンバー空港は、雪で覆われ着陸してから、離陸までの
準備の為のわずかの時間にも、飛行機の上に雪が積もり
薬剤のシャワーを浴びて飛び立つ事となった。シャワーを浴びる飛行機

遅れる事30分で何とか、離陸し今や世界のコンベン
ションの、人気ナンバーワンの地ラスベガスに着いた。
着くなりたくさんのスロットルマシンが出迎えてくれた

ラスベガスではそれなりの視察をし、夜の自由行動となるが
ラスベガスでの夜の食事のおすすめは、各ホテルでおいしさ
コストとサービスを競っている、ビッフェが一番です。
ステーキ、海老、蟹、フルーツ、ケーキなんでも食べ放題で
わずか16ドルですよ、ある白人のおじさんなどは
ずわい蟹を10パイちかくも食べ、その後ケーキを三つも
食べていました。
その後各ホテルが競っている、無料ショーなのだが、時間を
考えて、ホテルを回り楽しむ、中でも圧巻なのが、ベラジオ
ホテルの噴水ショーだった。ホテルに帰ったのは、夜の11時半を
回っており、朝早かった事で眠い眠いからだを、再度振り絞り
スロットルマシン、ルーレットと挑戦しにいくが、玉砕してしまった
結局寝たのは2時をまわっており、再び早い4時半のモーニング
コールで、たたき起こされ、ロス経由成田へ向かう事となるが
機内で又映画『スクービー・ドゥ』、『ザ・インポータンス・オブ
・ビーイング・アーネスト』と二本も見てしまった。

今週の評価 - 米国もおいらも、まだまだ元気です 77点
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