8月第2週


(2)今週は人生の大きな節目の時期になった。
其の日は、55歳の誕生日を向かえ、知人とひっそり
焼肉パーティで、祝い、大いに盛り上がり、その後帰宅
するが、家族は知ってか知らずか、いつもとなんら変わらない。
唯一遠く離れた息子が覚えてくれていて、非常にありがたかった。
普通の就業中の期間を、よく第一の人生、定年退職後を第二の
人生と言われるが、最近は、この中間の、役職定年と言う、
第一半の人生(イチハン人生)が、発生してきた。
給料は大幅ダウン(▲35%)、仕事はがらりと変わる
場合が多く、どちらかと言えば中年新入社員といった所だ。
半年前にこの時期を迎えた先輩に話しを聞くと、働く側に
とっては、まだまだがんばりたいのだが、仕組みと回りの
人々のなんとも言えない、視線、会話が耐えられない
会社生活を送っているそうです。
こういった厳しい受け皿とともに、早期退職制度などが
提示され、今年は六十数名が会社を去っていった。
今の若い人々も将来展望のない、日本のきびしい現実が
あると思うが、当面この厳しさに直面する我々の年代は
どんどん遠のく年金需給時期を追いかけて、ゴールを
めざして働きつづけ、この後10年間も、なんらかの
生活基盤の為の資金が、必要になってくる。
55歳を向かえたおり、暑さも厳しく、会社も厳しく、日本も厳しく
家庭も厳しい、多次元の四面楚歌にあえぐイチハン人生の
突入となってしまった。

(1)
最近、諸官庁との打ち合わせとか、協議事項が
多くなってきた。
新しい物件の事前協議などが主なものだが、関係各役所も
財政不足の状態が、顕著に表れてきた感がする。
今までですと、こちらでする事と、役所側でする事が
話し合いで決まってきたが、最近はあれもこれもと
インフラ整備とか周辺整備を、事業者に費用
負担を求めてくる場合が多い。
もともと、不動産とか、建築物にかけられて来る、固定
資産税とか、都市計画税は、行政側が街の発展とともに
インフラが必要になってくるから、出来たもので
物件ごとに年間3000から5000万円以上入る
税収のみを、あてにした発言が多い。
財政不足とは関係無いと思うが、担当職員の
仕事ぶりにまで変わってきている。
市ですと、県とか公安、地元区長、他役所とすべて
協議をして、決まったものだけを持ってきて、最終書類
だけを出してくれれば良いとか、県ですと市とか他部署と
すべて協議を終わったものを出してくれだとか
お互いたらい回し状態が多い。
職員が動くのは、財政不足とは関係ないと思うが
とにかく腰が重くなってきて、書類の受付と判を押す事と
上司、議会への報告の為の聞き取りだけが
仕事となりつつある。
言葉では市の発展の為に、全面的に協力させて
いただきますと言うが、税収増を見込んだ
詭弁の感が最近顕著に表れてきている。
今後ますます税負担の額が、多くなる事が考えられますが
困るのは行政側がますます業務を何もしない状態とか
汚職がはびこる事だとかがあります。
このままの延長線でいくと、税金のみがどんどん上がって
行政側は何もしない、無政府状態になってしまうよ―――。
勘弁してくれよ―――。助けてくれよ―――。日本政府殿



今週の評価 -ブルーな誕生日を向かえさらにブルーに  21点

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