7月第4週

(2)
中国青島行

朝6時40分の早朝に名古屋空港に集合と
今回の出発は異常に早かった。
大韓航空で、韓国の新しい仁川空港経由で
中国青島行との行動予定だ。
仁川空港の手前約15分から、飛行機は揺れっぱなし
エアーポケットはあるし、ローリングはあるし
生きた心地の無い、魔の15分を体験させていただき
台風11号のありがためいわくを十分味わった。
こんな時は、まず保険にどれだけ入っているかとか
非常時には何して、どんな体勢がいいかとか
   いろんな事が、脳裏に浮かぶ。

新築間もない仁川空港

その後、再び飛び立ち、青島空港に着くが、ここでは
大雨が出迎えてくれた。
とても空港と思えない、着床タラップが一台しかない
貧弱なターミナルビルに入ると、入管カウンター
3台しかないの手前の、待合スペース約30坪に
200人近くがすし詰め状態で、入れ込まれた。
さすが中国、これが中国と皆が口々に愚痴をこぼす。

青島空港奥行き9M、間口54Mに国内線、到着、出発ロビーがある


ホテルはホリディインチンタオ四つ星のチンタオ1の
高層ホテルに到着すると、先ほどの空港ターミナルビル
とは、雲泥の差に驚かされる。
部屋は100u以上の、エグゼクティブビジネス
ルームで、全員感激し、大満足。

ホリディインチンタオとジャスコ


部屋から見た市内はとても中国と思えないきれいな
町並みを見せている。
道路両側にダブルの緑地帯をもうけ、タイル張りの
歩道、電線、電柱のない街路が美しいのと、ビル、
マンションもかなりのデザインをなされ、
ヨーロッパの町並みの様だった。

ホテルの窓から見たきれいな町並み


その後、ロビーにて関係者と名刺交換をして、
スケジュール調整後、夕食歓迎会に出向き
海鮮料理を堪能する。ただ、
日本人には、料理は限られると思われる。
ガラスの生け簀にいろいろな魚や蟹、海老、貝類に
混ざって、カエル、へび、さそり、さなぎ、ひとで、
虫、虫、虫とあらゆる食物が並べられていた。

レストランから見た青島の海岸線


翌日は、市場マーケット調査だ、四年前に出来たイオン
グループのジャスコが市内一の高級百貨店の位置付けで
海外店の中でも筆頭の稼ぎ頭との情報の店だ。
店内は地方の5000坪ほどのSCと、ほとんど
同じ感じの店で、さほど変わりはないが、
お客さんの数は非常に多い。
紳士もののカジュアルウェアー上物の平均が
約100元、日本円で約1500円だ。
一方、国民所得は、工場のワーカークラスで月
400元、普通の一般事務職800元、高級管理職は
一万元などとピンキリなのだが、お客さんも多く
買い物をした袋も沢山持っていた。
その後、三年前に出来たフランス資本で、世界
第二位の小売業のカルフールを見学する。

カルフール外観


作り方や、商品配置は最近日本に出来た店と、あまり
変わらなかったが、平日の日にもかかわらず
人、人、人であふれかえっていた。
エスカレーターなどは、隙間が無いほど人が乗って
店内になだれこむと言う表現がぴったりの繁盛ぶりだ。
これが、日曜日、祭日などはどんな状態なのか想像できない
   日本の年末の混雑具合が、平日の姿なのだ。

大混雑の内部


ぼろ儲け状態かもしれない。両店を見た限りでは
非常にいいマーケットである。
その後、ビルの工事状態などの見学をして、一日が終わる。
真夜中、急にゴロゴロとおなかが鳴り、七転八倒の
苦しさを味わい、トイレと十回近くもお友達になれた。
翌日はなぜか、体調最悪状態の中、ゴルフをさせていただき
脱水状態の体で、フラフラと、ボールをたたき続けて
なぜか準優勝をしてしまった。

手入れの行き届いた青島国際ゴルフ場


午後少しすぎ、シャワーと着替えの為、一時ホテルに
戻ると、ホテルの玄関には、パトカー数台が、赤色灯を
回転させ、ホテルを取り囲んでいた。

玄関には、葬式らしき花輪を持った男と女がなにか
大きな声で、わめき立っていた。
その後ろホテル側に、警察官がスクラムを二列組んで
人垣を作っているではないか。
隙間から、ロビーに入ると、又警官隊が一列と、ホテルマンが
一列隊列を作り、人が入れないように、守っている。
そしてロビーの中のカウンターは、乱れに乱れていた。
関わっては、ろくな事が無いと思い、すぐさま全員部屋に
閉じこもり、待機することとなり、そこで心細い
ホテル生活で、一日が終わる。
最後の帰国日午前中の、内部ミーティングの話では
、やくざの抗争で、大物がこのホテルで殺され、その報復を
警戒しての、警官隊の人列とのことの話を聞かされた。
今回は、いろいろ経験が出来たが、ひやひやの海外旅行であり
無事帰れた事を、自然な気持ちで、ありがたく思えた。


(1)バイクのソロツーリングに出かける。

サーファのメッカ、伊良湖の白須賀海岸まで、片道
100KMを暑い夏に、風を求めて走りぬく。

海岸の似合う愛車


海岸には若いカップルとか仲間、500人近く
サーフィンを楽しんでおり目を楽しませてくれた
波も約2メーターはあり、うまい人は一分も近く
乗っていた。
車のナンバーは、地元三河、浜松もあったが
   宮城、山梨、長野、大阪、神戸などと他府県
ナンバーが半分近く占めていた。
その後、今評判のラグーナ蒲郡に行くが
   駐車場の4000台はすでに、満車状態国道
23号線まで混雑している。
有料駐車場なのに、こんなに混んでいるのは、
   よほど人気があるのかな。
でもおいらは、バイクなので、隙間からスイスイ
と止めることが出来た。
中は人、人、人で溢れかえっており、空調も
ぜんぜんきかず、人気ぶりの一環を見せる。
施設は、テーマパーク型遊園地、ヨットハーバー
レストラン、パラセーリング、バナナボートなど
のマリンスポーツと、アウトレットモール、その
場で食べる事も出来る海鮮市場、能登半島七尾市、
シスコなどのフィッシャーマンズワーフ型とあり
今後美と健康志向型エステ&リラグゼーション
施設本格的温泉、コンドミニアムなどの開発が
予定されている。

今東海地方で評判のラグーナ蒲郡の市場、アウトレット館


今、巷で人気の施設をすべて寄せ集めた場所で、
   人生の喜びの食う、着る、遊ぶ、健康、くつろぐの
すべてを味わえる。
但し、時間とお金のある人、使える人、使ってもらえる
人のみの施設である。

今週の評価 -いろいろな経験が出来、無事な今日に感謝  88点

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