3月第2週

( 木 )
一年に一度商業施設の内装什器、建築材料、ディスプレイ
用品の展示会が、東京のビックサイトで行われ、東京に出張
に出かける。
そこで不思議な物をふたつ見た。
ひとつは写真に写っている時計だ。
板の丸い穴の上、約十センチの所に見えるが、実態がないのだ
手を差し出すと、すーすーと入っていってしまうのだ
まるで、SF物語に出てくる、立体テレビのように、何も無い空間
に虚像を作り出しているのだ
どの角度から見ても、時計の大きさ、時計の形は実物と同じ動
きで、ひずみも無く本物そのものに見える。
人間の目は錯覚があると言われるからと、カメラに収めたのだが
やっぱり、きちっと写っていた
不思議な時計の立体映像

ふたつめは、ビックサイト会場から、駅までの通路に商品を
並べて売っているロシア人の商品だ。
写真の商品なのだが、これが立ったり、座ったり、宙返り、
ジャンプをしているのだ
よく目をこらして見ても、テグスなどで吊ってあるわけでなく
なにも無いところでこの人形が、英語のスタンダップなどの
声に反応し動くのだ。
十人近くの人が見ているのだが、全員不思議な顔をして見
ていた。
値段は千円との事で、人形の後ろに仕掛けがあると、片言
の日本語の説明だった
疑り深い俺は、今飛んでいるその人形を買いたいと申し出る
と、これは売れないとの返事だった。
展示してある物も同じ物だと言うので、お金を出して、動いた
ら買う約束で、動かせと頼むとなにやらポケットに手を入れる
素振りを見せ、人形の背中をこそこそと、いじっている。
すると突然人形に命がよみがえったごとく、動きまわるでないか。
それでよしと購入すると、また人形の背中をいじり、袋詰をして
くれる
早速その場からはなれて、中身を見ると、何のことはない
ものすごく細くて見にくいテグス見たいな物が入っていた
ただ、上から吊るすのでなく、床ぎりぎりの高さの横引きに、
引いたテグスに人形の背中の切り込みを挟むだけの物だった。
たぶん現場には、もう一人、さくらがいて足の一部にテグスを
縛りつけ、わからぬ様に動かしていたのだろう。
タネがわかってしまった人形


( 火 )
ご存知かと思うが、最近パソコンの休止、停止した時の
状態が五種類もある事を発見した。( パソコンの機種に
よるかも )簡単な操作で出来るようにファンクションキー
で設定できるようになるのと、ノートパソコンの蓋( モニタ
ー )をした時の状態が、コントロールパネルの電源管理
の詳細設定項目で設定出来る。
モニターOFFは少し席を離れるときに使うもので、さらに
ハードディスクOFFは省エネモードで、使用中断の時間
設定管理となる。
スタンバイ状態はわずかな電流で、CPUのみを動かし、
直前の状態に戻るのは即可能なので、移動時に便利だ。
休止状態と電源OFFは共に消費電力はゼロで、違いは
現在使用状態を仮にHDにコピーした状態と、完全に以前
の内容保存とがある。
当然立ち上がり時間に、差が出る。
休止状態は約30秒で使用できる。
これが電源OFFからだと、完全に使用可能までには1分
25秒までかかってしまいます。
さらにアプリケーションを起動して作業状態にまでにする
には、さらに30秒から40秒余分にかかってしまう。
合計2分以上もかかるのだ。
翌日も同じ作業をするなら、使用中のファイルの上書き
保存をとり、アプリケーションを起動したままで、休止状態
します。
翌日起動するが、時間差は変らず、30秒で即使用可能と
なる。
この差は非常に大きく感じる俺は、もっぱらこの蓋をすると
休止状態になる設定をし、アプリケーションもたたまずに
蓋をする事にした。

評価 - 東京出張でお金を使いすぎ赤字の今週は 40点
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