ベトナム社会主義共和国旅行

経済発展国ベトナムに行こうと思ったのは、知人の経営者が
ベトナムに工場を作るとか、技術者を雇い入れるとか言っていたのと
株屋がベトナム系ファンドをよく進めていたから、一度見聞を広げ
る為、見てやろうと思っていた。
事前情報は勤勉で器用な国民性と、年10パーセント近い経済発展の
将来性の有る国で、人口8000万人もいる共産主義の国だという
だけだった。
ホーチミン空港から入った第一印象は、威張り腐った入管役人と
質素で同じ商品をズラーッと並べていて、面白くもない免税店
随分待たされた荷物受取、係り員ばかりがやたら多い飛行場内で
ある。

【昨年開港したばかりで、奇麗だったホーチミン空港】


ところが実際市内に入ると、街は活気にあふれ、人々は明るい
表情で動き回り、なにやら将来を期待されているような優秀
青年を見ているようだった。
現在世界中で困っている原油高なのだが、ベトナムでは原油とか
天然ガスの輸出国でもあり、鉱物資源の豊富なこともあって沢山の
外貨が転がり込んでいる状態だ。

【最初に訪れた旧南ベトナム大統領府、今は全て観光化している】


【南ベトナム最後の、大統領の執務室内部】


ガイドさんによると、外国の企業進出が多く、良いことだが
米国、欧州関係企業は同一職種で精一杯働けるが、日本企業は
あれもこれもと職種に関係ないことまで、させられるので本音は
みんな嫌っている。
観光するものといえば、旧大統領府とか、戦争博物館とかなのだが
ベトナム戦争で超大国アメリカに勝った誇りは高く、アメリカは人、物
武器をこんなに沢山使ったと記述が有ったが、ベトナムにソ連、中国は
どれだけ投入しかかは表示は無く、ガイドさんも秘密としか
言わなかった。

【大統領府に攻め入ったソ連製戦車が、今も置いてあった】


昔は中国の一部の省だったり、フランス領になったり、共産国家に
なった訳けだから、昔からの漢字の文字、言葉は退化して、現在は
フランス語に似たアルファベット文字の、ベトナム語の文化で
複雑です。

【戦争博物館では、アメリカ軍の行った事の紹介が多い】


【ベトナム戦争時代で、一番活躍した米軍ヘリコプター】


でも昔を知っている、年老いた老人などは、経済発展著しい現在よりも
フランスの後を継いだアメリカ統治時代が、一番良かったと言っている
そうで、自由そうに見えたが、やはり共産国家だと
感じた
それと戦争に勝って、経済発展中の現在でも、お金持ちになり続ける
人々は、当時の北側の上層部軍人、役人が多く共産主義という幻の
ユートピアに騙されて、命を落としたベトコン兵士は
浮かばれない。

【ホーチミンで一番大きな市場に行ったが、????。】

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